恋愛力☆第28回「友達以上恋人未満」


友達以上恋人未満…

よく耳にする言葉ですね。

これは、
「親友」か?
「セフレ」か?
「いい人」か?

ようするに、
友達よりは親しいんだけれど、恋人になっていない。

恋人の関係になる途中段階なら、とくに語る必要のない言葉だけど、
そういうことではないでしょう。

相性は、そこそこいいが、恋人になるほどではない。
恋人ではないが、恋人と同等の目的を果たしている。

おおよそ、そんな状態ではないでしょうか?

恋人になった時点で制約が発生するので、恋人になりたくない。
これは、束縛というものですね。

相手を自分ひとりのものにしたいとは思わない。
もしくは、自分は自由のままでいたい。
そういう気持ちもあるでしょう。

恋愛は、
愛し合っている一体感が快感であり、それが生きがいとなり、
セックスによる快感と達成感を求めるものであり、
その状態を維持するために相手を束縛し、
自分も相手に束縛されていることを苦に感じないものでしょう。

恋愛の目的を完成させることに、ふさわしくない相手の場合、
準恋愛として友達以上恋人未満という関係になっていくように思われます。

恋愛は苦しいものでもあります。
性格が合わない、価値観が合わない、という状態の時、
交際前だと、恋人未満でブレーキがかかります。

相手も同じ気持ちでいると、ふたりは次第に離れていきます。
しかし、お互いに一緒にいることで損失がないと感じられた場合は、
再び近づき、友達以上が維持されます。

また、一方が恋人の関係を望んでいると、
離れようとする方と一緒にいようとする方で、つりあいが取れ、
友達以上恋人未満という関係になります。

つまり、
お互いが「友達以上恋人未満」でいようとする場合と、
バランスとして「友達以上恋人未満」になる場合があるということです。

お互いが「友達以上恋人未満」でいようとする場合は、
ふたりにとって、居心地のいい状態であります。
恋人がいなくても、それと部分的には同等の状況になっているので、
お互いに満足感があります。

それに対して、
バランスとして「友達以上恋人未満」になる場合は、
離れようとする方にとっては、都合のいい相手になっています。
一緒にいようとする方は、苦痛です。
でも、恋人になれるかも、という期待で、その苦痛に耐えています。

恋人の関係でも、「友達以上恋人未満」の関係に
降格している場合もあります。
相手の言いなりになっている場合です。
恋人の関係を解消されるのが怖くて、不満があってもそれが言えない。
そういう状態を続けると、何らかの損失がどんどん膨らんでいきます。
それは、執着以外の何ものでもありません。

恋愛力のある人は、「友達以上恋人未満」の関係を巧みに利用します。
いち早く恋人の関係になれればいいというものではありません。

男性の場合、
できるだけ早くセックスまで持ち込みたいと思ってしまいます。
でも女性は、その過程を楽しんでいるように思われます。

女性って、もしかして「友達以上恋人未満」を巧みに利用していませんか?
女性を見習うだけで、「友達以上恋人未満」をマスターできます。

「友達以上恋人未満」という微妙な関係を思いのままに操れる人は、
その先の関係をじっくり考える事ができ、余裕がある人に見えます。
そういう点がモテる要素になっているのです。
ガッついている人はモテません。

恋人の関係になっても自分の希望通りになれない。
相手に何らかの不満があり、
このまま恋人になっても不完全の状態になってしまう。
ということが分かっている時は、
「友達以上恋人未満」の状態でブレークをかけます。
口説かれている方は、「おやっ?」と思います。

ギリギリのところでブレーキをかけられると、
どうして?どうして?
このまま、プッシュされると思ってたのに…
と相手に執着を起こさせます。

そこで、自分の希望通りの形に変えていくことができるのです。

「しばらく会うのをやめようか?」

「友達以上恋人未満」でも「恋人」でも使えますが、
恋の駆け引き常套句です。

相手が希望を叶えてくれない場合に、
ふたりの関係を微調整させるために使われます。

相手は、その理由を知りたくなるし、
そのまま終わってしまう不安が起こります。

場合によっては、そのまま関係が終わってしまうこともあります。
決死の覚悟は必要です。

でも、相手への不満をダイレクトに言葉にするより、
「しばらく会うのをやめようか?」を悩んでいる感じに言った方が、
相手も真剣に聞いてくれて、事がうまく運ぶこともあるでしょう。

この言葉、かなり利用価値が高いのですが、
何回も使える武器でないのが残念です。
多用すると嫌な人間に思われてしまいます。

だから、表現を変えて使いましょう。

「一緒にいて、おもしろくないように見える。」

「一緒にいて、つまらない?」

「一緒にいて、迷惑?」

「なんか、○○だけが目的で会っているように見える。」

「ふたりの相性って良くないのかな~。」

「最近、忙しい。」

「疎遠に感じる。」

「オレって必要がない?」「ワタシって必要がない?」

等々、考えればいくらでも出てきます。
ようするに、相手と距離を置こうとする内容ならいいのです。

言われた相手は、自分に何か問題があるように感じます。
理由を言われる前から、申し訳ない気分にさせられます。

人によっては、理由を言われていないのに怒り出すこともあります。
自分に非があることが分かっていて、それを責められたくない場合、
はじめから徹底抗戦でくるのです。

そういう場合は、相手の手に乗ってはダメです。
悲しい気持ちを伝え続けます。
責めるつもりで言ったのではなく、悩んでいるんだ、
という態度で接すれば、相手は怒ることができなくなります。

そこで、自分の主張を述べるのです。

完璧に相性のいい相手はいません。
相性の悪い点は、常に補正していくのです。
黙っているだけでは、知らないうちに関係が悪化するだけです。

また、前へ前へと進むだけが全てではありません。
近づいたり離れたりを繰り返しながら、
ふたりの接点を1本1本繋いでいくのです。

ふたりの良い関係を築いていくために、
「友達以上恋人未満」という関係を利用するのです。


「友達以上恋人未満」って結構、居心地がいいんですよね。
どうせ、別れがあるなら恋人なんかより、
「友達以上恋人未満」の方が楽しい…なんて思ったりしています。

今号は、無難な内容で収まりました。
次号は、ちょっと危険なテーマを用意してあるんだけど、
大丈夫かな…ちょっと、不安。


カテゴリー: 恋愛力 | 投稿日: 2017/10/22 | 投稿者: Editor