恋愛力☆第30回「お金持ち」
先日、テレビで「タイタニック」が放映された。
「タイタニック」は、
映画館で見たし、テレビでも既に見てるし、DVDも持っているので、
もう、テレビで見たいとは思いませんでした。
でも、ストーリーをじっくり思い出しているうちに、
これは、メルマガで取り上げないと!と思ったのです。
ボクは、映画評論家ではないので、映画についての批評はしません。
あくまでも、恋愛のお話です。
上流階級の娘ローズ(ケイト・ウィンスレット)と
画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)の純愛は、
何も申す事ございません。
出来過ぎていて、恋愛力の範疇を超えています。
いかにも映画って感じです。
そうではなくて、資産家キャル(ビリー・ゼーン)のことです。
ローズのフィアンセです。
この男性は、ローズとジャックを引き立てる脇役なので、惨めです。
ふたりの純愛を強調するために、カッコ悪い男性になっています。
でも、この男性に限って考えると、映画だからとならず、
現実にもいるな~、もしかして、自分自身もそうかも…
と思い知らされます。
キャルは、お金持ちなので、お金の力でローズを手に入れようとしました。
そういう人って、映画やドラマでは必ず悪役にされてしまいます。
でも、キャルって本当に悪人でしょうか?
キャルは、ローズに「ジャックと会うな」と束縛します。
誰だって、愛する人を束縛し、自分だけのものにしたいと思います。
キャルは、用心棒を使ってジャックを排除しようとします。
誰だって、恋敵を排除したいと思います。
しかも、キャルは自分だけ助かろうとはせず、
ローズが助かることを自分より優先しています。
ジャックと同じで、自分の命をかけて相手を守ろうとしています。
キャルは、ジャックにローズを取られた未練で、銃で撃ち殺そうとします。
誰だって、愛する人を取られたら、殺してやりたいと思います。
高価なペンダントがキャルの手元でなく、
ローズのところにあると分かって、残念がります。
愛する人にたくさん尽くしたのに実を結ばない悔しさは誰だってあります。
キャルって、本当に悪人でしょうか?
普通の人と、それほど違いがありません。
キャルは、お金持ちなので、普通の人とは違うように見えます。
でも、キャルの発想って、普通の人と同じです。
だから、普通の人がお金持ちになると、
きっと、キャルと同じ発想、同じ行動をするようになります。
何が間違っていたのでしょうか?
「タイタニック」は、船が沈没するという日常的でない状況になっています。
もっと分かり易く、現実の世界に置き換えてみましょう。
例えば、キャバクラ。
キャバクラも非日常的ではありますが、恋愛を濃縮したような世界なので、
分かり易いです。
キャバクラに来る男性は、色々です。
お金がある男性もお金のあまりない男性もいます。
同じように女性を口説こうとします。(恋愛目的でない男性もいます。)
お金がある男性は、有利です。
たくさん、お店に行けます。
女性におねだりされた時にシャンパンを入れられます。
プレゼントも高価なものをあげられます。
それでは、一番お金がある男性が女性を口説き落とせるか?
というと、そうではないんですよね。
お金持ちも魅力のひとつです。
でも、お金持ちが一番の魅力ではないのです。
お金持ちが一番の魅力だと思っていると痛い目に会います。
女性は、お金だけを手に入れようとします。
つまり、お金持ちの男性は、
優しい男性、ルックスの良い男性とは次元が違うのです。
優しい → 男性
ルックスの良い → 男性
なのですが、お金持ちの男性は、
お金+男性
なのです。
お金だけ取られた男性は、
(お金+男性)-お金=男性
で、ただの男性として取り残されてしまいます。
優しい人から、優しさを取ってしまうことはできません。
ルックスの良い人から、ルックスの良さを取ってしまうこともできません。
つねに人にくっついているものです。
お金しか魅力のない人から、お金を取ってしまうと惨めです。
何も残りません。
お金持ちのキャルの敗因は、
魅力として不確かなものを優先順位のトップとしたことです。
決して、お金持ちが悪いということではありません。
もっと、内面的なものをアピールし、
相手の事を理解することが必要だったのです。
お金は、その次の魅力として残しておくべきだったのです。
キャバクラでも同じです。
お金をチラつかせて、相手を自分の思い通りにしようとすると、
相手はお金だけを手に入れようとしてしまいます。
お金は、自分の影に隠しておくのです。
隠しておいても、お金があるかどうかは自然と相手に分かってきます。
大切なことは、相互理解です。
それ以上のものはありません。
軍事力だけで相手の国を押さえ込もうとすると失敗します。
軍事力が勝っていれば、相手は軍事力が使えません。
でも、ゲリラ線やテロという違った形で戦いが続きます。
大切なことは、外交能力です。
恋愛も同じです。
自分の一番得意なもので相手を魅了させ、結論を出させようとしてしまいます。
経済力だったり、ルックスの良さだったり、優しさの押し売りだったり、
仕舞いには自分の愛情の大きさという自分勝手な発想にまで行ってしまいます。
相手が本当に求めていないことを一生懸命に行い、
相手は分かってくれる筈だと思ってしまいます。
相手が「こうしてほしい。ああしてほしい。」と言ってることに
従えばいいというのではありません。
本当に望んでいることを口にしているとは限らないのです。
本当に望んでいることが、
言いづらい、言っても無駄と思っている場合もあります。
どうせダメになるんだから、
相手にとって辛い事を頼んでみようと思ったりもします。
交際している相手から、
「お金を貸して」と言われて貸した人の話を良く聞きます。
いかにも危ないと思います。
「別れたい」と言うかわりに、
相手に「別れたい」と思わせるようなことも言ったりするのです。
「別れたい」と思っていなくても、
相手との距離を少し広げたいと思う場合もあります。
そのために、本当に望んでいることでないことも言ったりするのです。
相手が本当に望むことは、簡単に手に入るものではないのです。
だから、相手を理解することが最優先課題なのです。
自分が持っている武器を
優先順位をつけて使っていくことが大切です。
そうでないと、無駄ばっかりになってしまいます。
自分はたくさん武器を持っているから、
浪費しても問題がないと考えるのは間違いです。
自分ばっかり尽くしていると執着が大きくなってしまいます。
無駄な執着は、結果を悪くしてしまうだけです。
良い結果を導くために、
できるだけ執着を少なくし、
無駄な行為を避けるために
相手を理解することが一番なのです。
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自分の魅力って自分じゃ分かりづらいですよね。
だから、口説きたい相手に対して、何でもかんでもやってしまおうとします。
そうじゃなくて、相手の本当に望んでいることだけをすればいいのです。
何回も言ってますが、「恋愛分析力」です。
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